ナガノミライマルシェへの出店を機に、出店者同士のコミュニケーションも活発に行われ、そこから新たなコラボや販路開拓も動き始めました。既にながの東急での常設や催事出店をされているお店もあります。さらにこれまでながの東急と取引がなかった「Ｍｅ─ｙａ Ｂａｇｅｌ」さんも、ながの東急ＥＣサイトで取引を開始することになりました。ナガノミライマルシェを通して生まれた、長野を元気にする新たな「一歩」です。 　「Ｍｅ─ｙａ Ｂａｇｅｌ」さんは、長野県産小麦と米麹の自家製酵母を用い、できるだけ添加物を使わずにベーグルを作り続けています。定番のプレーンをはじめ、常に12～14種類のベーグルが店頭に並び、地元産の野菜や果実などの素材を活かしたベーグルも人気です。ナガノミライマルシェでは2日間とも完売。多くのお客様にお買い求めいただきました。マルシェへの出店は初めてで不安もあったそうですが、マルシェ後に「マルシェで買って食べたら美味しかったから」と言って来店してくださったお客様もいらっしゃったとか。多面的に露出することで新たなお客様との出会いがあることを実感し、ながの東急ＥＣサイトへの出店を決めました。 　今回出店するのは、ながの東急百貨店が運営するＥＣサイトの中の、「オールｎａｇａｎｏモール」というカテゴリーです。長野県が昨年オープンした、県産商品をまとめて紹介するポータルサイト「オールｎａｇａｎｏモール」とリンクしており、どちらにも露出するため、より広くお客様に情報を発信することができます。１０００円台から３０００円台までのセット商品をいくつか準備する予定で、ながの東急ＥＣサイトでしか買えないオリジナル商品のセットも展開するそう。この夏、長野で作る長野らしいベーグルを、全国のお客様に届ける一歩が始まります。 　「Ｍｅ─ｙａ Ｂａｇｅｌ」さんは県産の素材を活かしたベーグル屋さんとして、高いポテンシャルを感じます。常に新しいベーグルの開発にも取り組まれていて、さまざまな組み合わせの美味しいベーグルが揃っていますし、丁寧に心を込めて作っている職人気質にも惹かれます。ながの東急として、市内で頑張っている美味しいお店とタッグを組めることを嬉しく思いますし、露出を増やすことで販路拡大、販売促進のお手伝いができればと考えています。
ながの東急百貨店バイヤー　春原 渉吾さん