遠く飛騨山脈南部の槍ヶ岳に源を発し、滔々と流れる犀川。その河畔に佇む東飯田酒造店は、慶応元(1865)年創業の酒蔵として、150余年の長きにわたり酒を造り続けています。
東飯田酒造といえば「本老の松」。その伝統を受け継いだ6代目の若き杜氏が、長野県産の酒造好適米美山錦と犀川水系伏流水を用いて山廃仕込みで醸した酒が、「本老の松 山廃仕込み 恋」です。リンゴにも似た爽やかな香りとなめらかでさらりとした飲み口が特徴。まるで甘酸っぱい初恋のような美味しさは、日本酒入門の最初の1本にお勧めの逸品です。
兄弟妹3人が杜氏として歩み始めた東飯田酒造店。伝統を重んじながら新たな挑戦が始まろうとしています。