善光寺平に広がる川中島エリアは、犀川と千曲川に囲まれた肥沃の地であり、古くから酒造りが盛んに行われてきました。天文9(1540)年創業の酒千蔵野は、県内最古の酒蔵として歴史を紡ぎ、現在は18代目の杜氏が心血を注いで酒造りに取り組んでいます。
「桂正宗」、「川中島」、「幻舞」の3つの銘柄で酒造りを展開している酒千蔵野。中でも「純米にごり酒 川中島」は、先祖代々造り続けてきた伝統の酒です。長野県産の酒造好適米ひとごこちと、敷地内の井戸から湧き出る犀川の伏流水を用いて仕込んだにごり酒は、口当たりがよくトロリとした飲み口。もろみを丁寧に裏濾しすることで、独特な舌触りとお米本来の旨み、甘味を楽しめます。