私たちは、生きている限り、日々誰かと会い、何かを成しています。
その時々で、自分でも思いも寄らないことに巻き込まれたり、
大きな壁が立ちふさがることもあるでしょう。
そんな時に、法律という視点を知っておくことで自分を守ることができます。
夜明けの翼法律事務所の板谷健太郎先生にお話を伺いました。
独身女性Aさんが駅前を歩いていると、イケメンの男性Bから、「指輪とネックレスに関するアンケートだけでも協力していただけませんか。よければそこのコーヒー店で…」と言われた。コーヒー店で話をして親しくなってきたところで、Bは「200万円する宝石を買わないか。クレジット60回払いで買えば月々の負担は重くないから」と言ってきた。Aさんは、断るとBの機嫌を損ねてしまうのではないかと恐れ、一緒にBの営業所に行って宝石を買ってしまった。
典型的なキャッチセールスです。このようなとき、家に帰ってきてから、よくよく考えたらこんな宝石は買わなければよかったと後悔することがあります。クーリング・オフとは、このようなとき消費者保護のために、頭を冷やして契約締結後8日などの熟慮期間内であれば無条件で書面により契約の解除ができる制度です。弁護士や司法書士などに依頼して解除することもできますが、多くはご自分でも可能です。(2018年5月号掲載)
●代表者
弁護士 板谷 健太郎(いたや けんたろう)
長野県弁護士会所属 弁護士登録番号32683
弁護士登録平成17年10月4日 司法修習第58期
●業務内容 法律相談 法律事務一般 裁判代理
●安心して相談予約をしていただくため、当事務所では通話料無料の「フリーアクセスひかりワイド」を利用しております。
0800-8000-283