飯綱の豊かな自然の中で
心と体に良い時間を
ゆったりのんびり
過ごしてほしいと思います。

竹内サンデグレンめぐみ
Megumi Takeuchi
長野市で生まれ育ち、看護師をしていた私にとって大きな転機となったのは、海外青年協力隊で派遣されたキリバス共和国での暮らしでした。キリバスでは時間がゆったりと流れていて、経済的には厳しくても、皆が支え合って家族や友だちを大切にしながら笑顔で暮らしていました。幸せそうなその姿を見て、やっぱりお金や物よりも大切なことがあるんだ、豊かに生きるってこういうことかな、と実感したんです。
店名の「Tomtar(トムテ)」は、夫の故郷であるスウェーデンで愛されている妖精のことで、農作業を手伝ってくれると伝えられています。うちは自家農園で無農薬栽培したものをできるだけ提供したいと思っているので、ぴったりかな、と思って。当て字の「和」「夢」「手」には、訪れてくださる方がこの場所で和やかに過ごしてもらえるように、夢のある場所であるように、一つひとつ手を掛けて心にも体にも美味しいものを食べていただけるように、という思いも込めました。よく「ワムテさんですか」って聞かれちゃうんですけどね。(2019年10月号掲載)