皆さんは「シードル」というお酒をご存知ですか。
　シードルとは、りんごを発酵させて造る発泡性のお酒です。アルコール度数が5％前後と低く爽やかな味わいで、女性やお酒が苦手な方でも楽しく飲んでいただくことができます。基本的に原料はりんごだけなので、りんごの自然な甘みや酸味が、そのままぎゅっと詰まっています。
　近年、日本各地でシードルが盛んに造られるようになりました。飯綱町では早くから多品種によるシードル作りに取り組んでおり、高坂林檎やブラムリーなど、「りんごの町」ならではの品種を使ったシードルもあります。実は、長野県はシードル醸造者数日本一のシードル先進県なのです。

　そんな長野県内外のシードルが、ゴールデンウィーク最終日の5月6日（日曜日）に、飯綱町にあるサンクゼール・ワイナリーに集結。長野県のおいしいシードルのお祭り「いいづなシードルガーデン2018」を開催します。
　当日はチケット制。1杯300円でさまざまなシードルを飲み比べできます。ガレットや信州牛とジビエの炭火焼きなど、フードも充実。しなの鉄道牟礼駅から無料のシャトルバスも運行されます。3、500円分のチケットを3、000円で購入できるお得な前売券も販売。サンクゼール・ワイナリー本店やいいづなアップルミュージアム、飯綱町観光協会などで購入できるほか、イベント検索サイトPeatｉxでもご購入いただけます。
　シードルは、使用するりんごの種類やブレンドの配分、醸造方法などで大きく味わいが変わります。甘みの強いものや、すっきりとした辛口のものなど、個性豊かなシードルたちに出会えるチャンスです。あなたもお気に入りの１本を探してみませんか。