• 大学生活の枠を超え
    出会うことができた
    たくさんの人に
    刺激を受け続ける日々。




      • 株式会社R-DEPOT

        インターン 菊地 美希

        Miki Kikuchi

      • info@r-depot.com

新しい大学に魅力を感じ
長野の地で暮らすことを選択。

 新しく開学した大学の、歴史もカラーも定まっていないところに興味を持って、長野県立大学に入学。コロナ禍の中で、2年間を過ごしてきました。
 大学に入学して感じたのは、思っていた以上に自由度が高いということ。長野県立大学には「理事長裁量経費選択事業」という制度があって、自分たちがやりたいと思うことをプレゼンして採択されると、そのプロジェクトに必要な経費を出してくれるんです。私は同じ学部の友人たちと一緒に「UNMUTE YOURSELF」というイベントを、CSIやグローバルセンターのサポートを受けながらオンラインで開催しました。計4回の公開講座では、それぞれが呼びたいゲストとの交渉からテーマ設定、当日の進行まですべてを行いました。初めてのことばかりで戸惑うことも多かったですが、本当に良い経験になりました。本来ならあったはずの講義はリモートになり、海外研修プログラムもなくなってしまいましたが、自ら動くことで、学びの幅は広げられることを実感しました。

気がついたら参画していた
R-DEPOTの活動。

 R-DEPOTは、アルバイトを探していた時に友人との何気ない会話の中で紹介され、気がついたら面談していました。まだその頃はR-DEPOTの活動自体がよくわからなくて、でも自分と同じ学生の先輩方が関わっているのを知り、面白そうだなという印象を持ちましたね。今はアルバイトインターンとして、主に広報を担当しています。参画して約4ヵ月経ちますが、先輩方から刺激を受け、毎日を過ごしています。
 R-DEPOTの活動は、やるべきことが既に決まっていて、そのフレームに合わせて動けばいいというものではなく、それぞれが任された中で自ら考え、まわりと調整しながら動いていく必要があります。R-DEPOTの核となる、西後町に建つビルの管理運営を行う班、古材回収や販売を担当する班、イベント・広報関係を手掛ける班、移住や創業を支援する班、R︲DEPOT直営のカフェを担当する班など、それぞれを担当する班が、プロジェクトとして連携しながら事業を進めています。学生なのに高いクオリティで議論を進める先輩方に圧倒され、はじめは右も左もわからずについていくだけで精一杯でしたが、尊敬できる先輩を追いかけて、自分もここでスキルアップしたいと思っています。
 広報として主に活用しているのはSNS。フェイスブックやインスタグラムから情報を発信しています。まだR-DEPOT主催のイベントはありませんが、会場提供として、これまで2つのイベント情報を発信しました。ひとつは、長野県主催の「シシコツコツ」というオンラインイベント。令和3年度デジタル人財育成・誘致事業である「NAGANO FLEDGE」の総括イベントとして4日間にわたり開催されました。もうひとつは、長野市のスタートアップ報告会。いずれも、ふだんの暮らしの中では知ることのない情報や人とふれ合うことができ、自分にとって大きなプラスになったと感じています。
 R-DEPOTはまだ始まったばかり。自分なりに試行錯誤しながら広報を通して技術やノウハウを身につけ、自分の人生の強みにしていきたいと思います。

(2022年5月号掲載)