蕎麦朧(そばおぼろ)/2ヶ入り1包 150円(税別)
今ではたむらを代表するお菓子となった蕎麦朧。その始まりは、神奈川県の新百合ヶ丘にあるウィーン菓子工房リリエンベルク」のポルボローネです。そのあまりの美味しさに、リリエンベルグの横溝春雄シェフに配合を教えてほしいと手紙を書いたのが今から30年以上前のこと。全国的にも有名な方に若気の至りで突然送ったお願いに、心よく応えてくださったシェフには感謝しかありません。
いただいた配合を元に、たむら独自の創作菓子として蕎麦粉を加えることを思い立ち、試行錯誤すること約2年。ようやく蕎麦朧が完成しました。戸隠、信濃町産の最上級蕎麦粉と和三盆を用いて作る蕎麦朧は、生地を仕上げて焼き上げるまで3時間以上もの時間がかかります。一つひとつを手作業で仕上げるからこそ、ほろほろとした独特な食感と風味豊かな蕎麦の香りを感じていただけるのです。
口に入れる時に崩れやすいことから、それを受ける包み紙にもこだわっています。イメージは折り鶴。一つひとつ、鶴を折るように手作業で丁寧に包んでいます。たむらでしか買えない、たむらの「こだわり」がふんだんに詰まった蕎麦朧を、ぜひお楽しみください。