色とりどりのフルーツをたっぷり巻き込んだ「フルーツロール」は、15年以上前からたむらの洋菓子の定番として、多くのお客様に愛されています。
　一見、普通のロールケーキに見えますが、たむらのフルーツロールはスフレ生地。食感、味わいすべてが、いわゆるスポンジ生地のロールケーキとは全く違っています。
　厳選したバターとオブセ牛乳を合わせて沸騰させ、飯山みゆき卵の卵黄と長野県産小麦粉を加えて撹拌。そこにたっぷりのメレンゲを入れて仕上げる生地は、メレンゲのたて方や加えるタイミング、生地の温度や撹拌の状態など、ほんのちょっとした違いで思うように仕上がらない難しいもの。たむらでも現在この生地を作れるのは一人だけで、職人が毎朝その日に販売する分だけを、気持ちを込めて仕込んでいます。
　蒸し焼きにした生地は、なめらかな舌ざわりとしっとりとした食感が特徴。巻き込むクリームは3 種類の生クリームをたむら独自のブレンドで配合しています。季節ごとに変わるフルーツも楽しい「フルーツロール」をぜひお試しください。
　※ 「抹茶ロール」は注文のみで受付・販売しています。