• 長野県産のお米は、毎年収穫後に行われる農産物検査で、
    見た目や粒の大きさ、揃い、着色など厳しい品質基準をクリアし、
    常に一等米比率全国トップクラスの良質なお米を作っています。

    • 収穫したお米は、検査員により厳しい品質チェックが行われます。長野県米は、基準をクリアした一等米の比率が安定して高いことから、業務用にも好まれています。

 高い山々に囲まれた長野県は、雪解けの豊富な水に恵まれ、毎年美味しいお米が作られています。
 「稲に水が欲しいときに、すべての田んぼに潤沢に水をいき渡らせることができるのは本当にありがたいですね」と語るのは、40町歩(約12万坪)もの田んぼの収穫を迎えた髙山さん。
 長野県は寒暖の差が大きく降水量も少ないことから、病気や害虫の発生が全国的に見ても少なく、農薬の回数も他県に比べて少ないそう。「カエルやイナゴ、トンボなど小さな生き物がいっぱいいるんですよ。生き物がいる田んぼの米は人にも優しい。共存しながら、より安全で美味しいお米を作っていきたいと思います」と、稲穂の実りを確認しながら微笑む髙山さん。
 今年も一年、頑張ってきたことすべてが実を結びました。

(2018年11月号掲載)

JA全農長野
長野県の美味しい作物は「三ツ山マーク」をつけて出荷しています。
JA全農長野は、信頼される産地を目指し、安全安心な農産物の供給に努めています。

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  • 田美屋株式会社
    代表取締役 髙山 典士さん

    収穫前に行う「間断灌水(かんだんかんすい)」は、収穫しやすくすることはもちろん、段階的に水を少なくしていくことで、収穫に向けて稲を慣らす、という重要な工程です。田んぼによって土の粘度や水はけが違うので、自分の目で確認しながら、稲にストレスを与えないよう気を配っています。