小学校1年生からサッカーを始め、以来今日までサッカーと共に人生を歩んできました。
最初のターニングポイントは大学生の時。強豪校で1年生だけでも200人以上部員がいる中で、たまたまグラウンドを走っていたら4年生中心のAチームが紅白戦をやっていて、「人数が足りないから出ろ」といわれたんです。それで試合に出て監督に認められ、その1週間後にはAチームのメンバーになっていました。まさにワンチャンスをものにした瞬間でした。
プロのサッカー選手になろうと心に決めたのは大学3年生の冬。あるJリーグのチームの監督から評価されて自分でもほぼ確定だと感じていたのですが、その監督が解任されたことによって白紙に戻ってしまいました。その時に「理不尽なことも含めてサッカーだ」といわれ、運や外的要因も大きく作用する中で、それでも自分が成し遂げたいことがあるのなら、自ら掴みにいくしかないのだと痛感しました。
その後、「AC長野パルセイロ」に入団し競技者としてスタートしましたが、納得のいく結果が出せず1年で契約満了に。この経験から、サッカーを続けたくてもチームとコンタクトがとれずに悩む選手が大勢いることに気づきました。今のサッカー界はスカウトか指導者の紹介が主なルートで、それは選手にとってもチームにとってもよくないのではないか。もっとオープンな状況でお互いを知ることができないだろうか、と思ったのがマッチングサイト「PLAY MAKER」を立ち上げるきっかけとなりました。