大納言カステラ/1本 1,026円(税込)
カステラは、ポルトガルから長崎に伝わった南蛮菓子を元に、日本で発展したお菓子です。黄色い生地に茶色の焼き目のカステラは、誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
たむらでは、そんなカステラを独自の製法で新たな和菓子へと進化させました。その最大の特徴は、卵白のみを使用すること。卵白と砂糖を60℃以上のお湯で湯煎しながらメレンゲにし、ソフトクリームのような状態まで仕上げたら、長野県産小麦を加えて一気に練り上げます。隠し味はこし餡、日本酒、さらにブランデーとラム。こしあんによって和の風味を加え、3種のお酒で味に深みを与えます。
生地が仕上がってからは時間との勝負。カステラ用の木枠に生地を流し込み、丁寧に炊き上げた丹波の大納言を散らします。これを2回繰り返し、生地全体に大納言をたっぷりと加えたら、1時間半かけてじっくりと蒸し焼きにします。
ふっくらと焼き上がった美しい薄茶色の生地は、ひと口食べるとふわりと軽く、さらりとほどけるようなくちどけを楽しめます。丹波の大納言が高級感を感じさせる、全く新しい「和のカステラ」を、ぜひ一度、味わってください。