寛永20(1643)年創業。現在の蔵はえちごトキめき鉄道の谷浜駅前に位置し、駅を挟んだ前方には日本海が、後方には山並みが広がる全国でも珍しい蔵元です。銘柄である「能鷹」は、田中酒造の屋号である「能登屋」と「能ある鷹は爪を隠す」という諺から命名されたもの。その銘にふさわしく、蔵人たちは和を持ってただひたすらに、良い酒を求め、醸し続けています。
山中にある横井戸から湧き出るやわらかな軟水と、新潟県の酒造好適米「五百万石」で醸した「黒松 能鷹」は、すっきりとした辛口の食中酒。地元では、本当の酒飲みが好む酒として愛され続けています。飲み飽きしないキレの良い飲み口は、毎日の晩酌に最適。春夏秋冬、それぞれに楽しめる逸品です。