オブセ牛乳
薄紫色のナイロンを外し、紙キャップをポンっと開ける。思わず腰に手をあてて飲みたくなるような懐かしい瓶の牛乳を、今でも作り続けているのがオブセ牛乳です。小布施町にあるオブセ牛乳は、北信地域の牧場から毎日届く新鮮な生乳で、美味しい牛乳を丁寧に作っています。
現在、市販の牛乳でもっとも多いのは超高温殺菌されたもの。120℃~150℃で2~3秒など、非常に高い温度で瞬間的に殺菌します。逆に、63℃で30分以上かけて殺菌を行う低温殺菌という方法もあります。
オブセ牛乳はそのどちらでもない「80℃15分殺菌」製法で、ほどよく時間をかけて生乳を殺菌します。それは創業当時から変わらぬこの製法が「牛乳が一番美味しくなる」と考えるから。さらっとした飲み心地としっかりと感じられるコクと甘味が、オブセ牛乳の誇りです。
「旬彩菓たむら」さんでは、カスタードクリームやプリン、生クリームなどにオブセ牛乳をご利用いただいています。県内産の食材を活かしたお菓子を作りつづける「旬彩菓たむら」さんとともに、オブセ牛乳も地元で作る美味しい牛乳の味を守り続けていきたいと思います。