• 毎日がちょっと幸せになる
    そんなライフスタイルの
    提案をしていきたい。
    そのために、まず自分が楽しんでいます。

      • 株式会社バルバコーポレーション

        代表取締役 佐藤 太一

        Taichi Sato

      • 株式会社バルバコーポレーション
      • 026-225-0076
      • http://labarba.jp/

夢中になれることに
出会えた幸せ。

 起業したのは2004年の4月、24歳の時でした。
 洋服が好き、という気持ちだけでアパレルの世界へ入り、長野と原宿でトップセールスとしてキャリアを重ねていたのですが、当時あまりにも忙しく、仕事を始めた頃の、洋服を通してお客さまを笑顔にできる喜びや、自分が提案した洋服でお客さまが変わっていく日々に寄り添う、そんな人との繋がりが全く取れなくなってしまったんです。いつしか「自分が本当にやりたいことは、洋服を通してお客さまを幸せにすることだ」という思いが大きく膨らみ、思い切って自分の店を持つ決意をしました。もちろん周りは反対しましたが、当時つきあっていた彼女、今の妻だけは「絶対に成功する」と言ってくれました。
 1年半の準備期間を経てオープンしたお店「La Barba」は、大通りから外れたビルの2階。店の経営は全くの素人でしたが、販売に関しては絶対の自信を持っていましたし、とにかく一日一日を夢中になって過ごしていましたね。自分が夢中になれることを仕事にできたのは、本当に幸せなことだなと思っています。
 売上も順調に伸びてお店の規模が大きくなると、新たな課題も出てきました。特にマネジメントはもっとも重要で難しい問題でした。けれど「人は人を変えられない。変えられるのは自分だけだ」ということに思い至ってからは、ずいぶんと楽になりました。そして自分の行動や仕事への姿勢、情報発信の仕方などを変えていったところ、周りも自然と変わり始め、今は「La Barba」としてのまとまりが出てきたと感じています。

「場」をつくることで
暮らしの豊かさを提案していく。

 「La Barba」はもともとメンズのみを扱っていたのですが、店舗を今の南千歳に移転するタイミングでレディースも取り扱うようになり、オーダースーツを提案するなど新しいことに挑戦してきました。同じビルの2階に妻が運営するブライダルショップがあり、自然とコラボすることが多くなって、今では披露宴や二次会などへの対応も増えてきています。
 さらに昨年、「4D studio」というライフスタイルショップに参画する機会を得ることができました。この店は、設計事務所とインテリアショップ、カフェ、そして「La Barba」の4つの企業がジョイントしてオープンしたスペースです。それぞれが混ざり合ってライフスタイルにアプローチすることで、生活を豊かにするヒントを多面的に提案しています。
 実は毎月1回、僕の好きな飲食店のオーナーにお願いして、ここで「朝ごはん会」を開催しているんです。予約不要で来たいと思った人にふらっと来てもらうスタンス。服を売るためじゃなく、人の集まる「場」を作ることで人と人とが繋がり、そこから新しい何かが生まれるきっかけになればいいなと思っています。
 「La Barba」としては、新たにオリジナルブランドを手掛け、これまでのセレクトショップにプラス、アパレルブランドとしての展開も始めています。他にもやりたいこと、挑戦したいことはいっぱい。こんな風に毎日を過ごせることに感謝しながら、これからもお客さまと一緒にワクワクしていけたらと思っています。うちのお客さまは10年、20年と続く方が多いのですが、そんな素敵な繋がりを、もっともっと増やしていきたいですね。

(2018年3月号掲載)