• 香ばしい香り、透き通った琥珀色、
    お客様の好みに合わせて目の前で火入れする「棒ほうじ茶」で
    自分だけの美味しさを愉しんでみませんか。

    • 寿ゞき園茶店4代目
    • 鈴木 一平さん

火入れしたての棒ほうじ茶の香りに癒されて

 棒ほうじ茶は、ひとことでいうと「やすらぎのお茶」。香ばしい香りには、高いリラックス効果があるといわれています。
 私どもは創業以来100年にわたり、店で棒ほうじ茶を作り続けてきました。三重県産の点茶の茎と雁ヶ音(一番茶の茎)を独自の配合でブレンドし、火入れをして棒ほうじ茶に仕上げます。火入れは2回。1回目で様子を見ながら甘みを引き出し、2回目は強火で一気に焙煎します。色と音だけを頼りに職人が火入れした棒ほうじ茶は、馥郁とした香りを楽しむことができます。
 日本茶が嗜好品になりつつある今、自分好みに火入れした棒ほうじ茶で、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
  • 美味しいほうじ茶の淹れ方

    ①茶葉の量はお好みですが、ほうじ茶は他のお茶よりも多めに入れると美味しくなります。香りを楽しむならカレースプーン1杯(5g程度が目安)。

    ②熱湯を一気に注ぎます。

    ③お湯を注いだら急須はふらないようにしてください。

    ④抽出時間は30秒以下です。香ばしいかおりに包まれながら熱々をいただくのがほうじ茶の楽しみ方です。

  • +αの美味しさを愉しむなら
    ほうじ茶ラテ

    ①小さめの鍋に水100ccと牛乳300ccを入れて沸かします。

    ②ほうじ茶を大さじ3杯(お好みで調節)入れ、弱火で2分ほど煮ます。

    ③茶こしで濾しながら静かにカップに注ぎます。


(2017年5月号掲載)

寿ゞき園茶店

  • 有限会社寿ゞき園茶店
  • 〒380-0823 長野市南千歳2丁目5-4
  • 026-226-3452
  • なし(お盆・年末年始を除く)
  • 9:00~18:30
  • なし
  • http://w2.avis.ne.jp/~suzukien/